MOMO NAGASE

「目には、目を・・・　」そんな言葉もあるけれど、私は中傷する人たちと一緒の方法で、自分まで荒んでしまうのは嫌です。
「血の気の怒りは有るべからず、しかし理義の怒りは無かるべからず」とも言います。
このブログを沢山の方に呼んでもらえたらうれしいです。
そして永瀬もものヤップ島に関する書込みをお読みになられた方には、大変不愉快な思いと、ご心配をお掛けしましたこと深くお詫び致します。

私がヤップ島に行くきっかけとなったのは、横浜が開港150周年を迎えた昨年、日本の南にある赤道直下の国で、現在も伝統のカヌーをつくり、若い世代に継承している人達がいると聞き、その方々と一緒になって2009年横浜で開催される歴史の祭典に、ヤップ島からカヌーに乗って横浜港を目指す、「３，５００ｋｍ 冒険の航海」を実現してみたいと思いました。横浜の歴史が文化と共に継続されているのと同じ様に、世界のあらゆる国でも同じ様に文化が次世代に繋がれている。カヌーに乗って冒険の航海を通じて、横浜とヤップ島の人達が一緒になり、子供達につなぐ未来に勇気と希望を示すことが出来たら素晴らしいと思いました。
横浜開港祭まで一年と迫っていた、2008年6月に、ヤップ島にいたＪＩＣＡの日本語教育職員の友人から連絡がありChristian Youth Summer Celebrationでの、歌の出演依頼がありました。開催日は約2週間後と突然な話で、ヤップ島では落ち着いて計画を立ててから、エコをメッセージしたライブイベントをさせて貰いたいと思っていたのですが、イベントの主催者や友人の話を聞き、また来年の横浜開港150周年イベントにつながる企画を考えたいとも思い、仕事の調整を出発前日までし、その足でヤップ島へフライトしました。

夜現地に着いた次の日、イベント主催者側と話をしました。
このイベントはヤップ島やパラオ諸島の人とが一緒になり、楽しい歌と踊りで一日を過ごし交流、絆を深めるというものでした。
ヤップ島には豊かな自然や、ゆっくりとした時間の中で、明るい幸せな島の人達の暮らしがあり、日本からも多くのダイバーがこの地を訪れヤップ島を愛しています。
しかし、島では出稼ぎに出る人達がいる中で、グアムや他の島、国に行っている若者達の中にはカルチャーショックを受けて自殺をする人や、ドラッグに溺れてしまう人もいると教えてもらいました。
島にもドラッグが広まらないように、島民が心から楽しめ、また明るい未来を創造出来るイベントを開催し、エンターテイメントで島の人々を活気付けたいと話してくれました。
受け取ったプログラムにはMomoNagaseと掲載されていて、イベントへの想いを聞きとても共感し誇りに思いました。
イベントの開催前から現地ではラジオやテレビでこの日のイベントを紹介していた様子で、子供から大人、お年寄りまで、島のみんなが集まり、ローカルフードやお土産を売ったり賑わいながらイベントを楽しみました。そして島のお年寄りが戦時中に覚えたという「桃太郎さん」の歌を全員で合唱したりもしました。
私にとっても、この海外でのフェスティバルは世界に目を向け活動していく夢の大きな一歩となったし、ヤップ島へ行ったことで、現地にはＪＩＣＡ青年海外協力隊が日本からも活動支援に行っているのですが、島の豊かな自然を守っていくために大切だと思う衛生面や、環境保護活動の必要性も感じることが出来ました。
私は始め、横浜開港150周年記念とヤップ島の伝統を繋げられないものかと考えていたのですが、将来に繋がる活動としてヤップ島の自然と、島に暮らす人達の生活を応援していく活動もしてみたいと思うようになりました。しかしその為には現在の私では資金も無く力不足であり、思いだけでは形にならないことを知り、私に出来る事を一つずつ、アーティーストとしての活動を通じて今後ヤップ島や色々な国への協力をしたいと行動を続けています。
ただ心残りになってしまった事は、資金面と船のサポート等で横浜開港150周年記念にカヌーでヤップ島からの「３５００ｋｍ冒険の航海」が叶わず、ヤップ島や横浜で協力して下さった方や、楽しみにして下さっていた皆さんに申し訳ない結果となってしまいました。
しかし、この企画はこれからも私の目標として達成できるまでチャレンジ、行動したいと思います。また協力して下さる方がいらっしゃいましたらお声を掛けてください。
ヤップ島で、島民同士でもめ事があったり、青年海外協力隊を良く思わない方々との間で対立があるなどしている中で、今回事実とは違う書き込みにより、自身が知らない間に大きな波紋として広がってしまった事や、皆さんへこの事に対する私自身の対応が遅かった事を心からお詫び申し上げます。
現地の方のブログや、そのブログに便乗し書込みした方は間違った情報と憶測で書いた事だと思いますが、誹謗中傷、肖像権侵害等悪辣な犯罪行為です。掲載、投稿した方には誠意を持って速やかに削除して頂けることと信じております。
また私自身も今後、誤解や問題が起らないよう慎重に活動を続けて行きたいと思います。
そして制作会社側に関係する妨害書込みにつきましても警察関与のもと摘発され、刑事告訴となりました事をここにお知らせ致します。